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子育てハッピーアドバイス 知っててよかった 小児科の巻

吉崎達郎 / 明橋大二(著) 太田 知子(イラスト)

子育てハッピーアドバイス 知っててよかった 小児科の巻

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子どもの体、病気の疑問から食事・トイレの悩みまで

内容説明

子どもが高い熱を出すと、「頭がおかしくなっちゃうかも」
「今すぐ病院に行った方がいいのかな……」と、不安がいっぱい出てきます。
でも、あわてないで。発熱はワルモノではありません。
熱を始め、セキや鼻水、下痢や嘔吐は、体の防衛反応なのです。
症状別の対処法やホームケア、応急手当などを、マンガとイラストで楽しく解説。
子どもの病気のほか、遊び食べ、おっぱい、おねしょなどの悩みにも答えています。
「これだけのことを親御さんが知っていてくれるとありがたい、という内容が網羅されている」
と、小児科のお医者さんや看護師さんからも支持されています。

家庭でできることを正しく理解して
ポジティブに乗り切りましょう

吉崎達郎

「子どもを診るのって、たいへんじゃないですか? 泣いてばかりで何もしゃべってくれないのに。よくわかりますね」
と、診察室で聞かれることがあります。
「ええ、毎日子どもを診ていると、次第にわかるようになってくるんですよ」
と答えていますが、ママたちの「わかる」と、医師の「わかる」は、少し違うように思います。
医師は子どもの病名、病気の原因、よく効く薬がすべて「わかる」と思っておられる方が多いのではないでしょうか。
実際のところは、クリアに説明できることばかりではありません。病名や原因は、時間をあけて何度か診察しないとわからないケースもありますし、結局よくわからなかった(けれど治った、元気になった)、ということだってあります。

診察室で、医師がまず判断するのは、子どもの重症度です。機嫌はよいか、周囲の大人や物に関心を示すか、呼吸状態は安定しているか、顔色はいいか、といったことを素早くチェックします。
次に、水分や睡眠は取れているか、嘔吐はないか、発熱はいつから続いているかなど、家庭での様子も大切な情報です。
軽いと判断したら、薬はほとんど出さないかもしれません。検査もしないかもしれません。それでも病気はチャンと治ります。
よくある病気の大部分は、子どもが自分の力で治しているからです。
(もちろん、重いと判断した場合は、徹底的に原因を突き止めながら、適切な治療を行っていきます)

病状の重い子どもと、軽い子どもの違いが「わかる」のが医師の重要なスキルです。これは経験が物を言います。ママやパパも、慣れないうちは医師に頼るしかないのですが、毎日子どもの様子をよく観察していれば、「わかる」ようになるときがフッとやってきます。
家庭で、子どもの病気や体の変化に直面したとき、診察を受ければ医師に詳しく聞いて安心もできるでしょうが、いつでもすぐに受診できるわけではありません。インターネットで調べることもできますが、ママやパパがまず知っておくべき情報には、案外たどり着けず、かえって不安が大きくなる場合さえあります。
そんなとき、「知っててよかった!」と思える大切なことを一冊の本にしました。

ママやパパの大切な役目は、子どもの「自分で治す力」を引き出し、できるだけ楽に過ごせる環境を整えることです。残念ながら病気やケガを避けて通ることはできませんが、本書とともに、ポジティブに乗り切っていただきたいものです。

この本は、「子育ては初めて」というママとパパだけでなく、子育てにかかわるすべての方々へのハッピーアドバイスです。
「子どもって、こんなに素晴らしい力を持っていたんだ!」という驚きと、感動を体験する一助になることを願ってやみません。

正しい知識を身につければ、病気になっても、あわてずに済みます
明橋大二

毎日、読者の皆さんから寄せられる、『子育てハッピーアドバイス』の愛読者カードは、すでに5万通になっています。そこには、現代の親御さんたちが直面する子育ての悩み、不安がすべて映し出されている、と言っても過言ではありません。
それを読ませていただいているうちに、気がついたことがありました。
今の親御さんが不安に思うのは、子どもの心の問題だけではない。体の病気についても、同じくらい、不安を感じ、悩んでいるのだ、ということでした。
最近は、「コンビニ受診」などと呼ばれ、24時間営業の感覚で、親が子どもを夜中に病院に連れてくる、といわれます。
そんなことをするから、小児科医が疲れ果てて、病院を離れたり、小児科が閉鎖になったりするんだ、といわれます。
確かに、時間をわきまえない、非常識な人もあるでしょう。しかし私は、その一方で、夜中に子どもが熱を出した、どうしていいかわからない、このまま取り返しのつかないことになったらどうしよう、と不安で不安で、それで夜中に病院に来る人も決して少なくないことを知っています。
「この程度の症状で、夜中に病院に連れてこないでください。病院はコンビニと違うんです」と露骨に言われて傷ついたという親御さんを何人も知っています。しかし、様子を見ていたら様子を見ていたで、「どうしてこんなになるまでほうっておいたんですか!」と責められるのもまた親なのです。
病院にも確かにプレッシャーがかかっているかもしれませんが、親御さんは、それ以上のプレッシャーの中で毎日闘っているのです。
夜中に病院に連れてくるのは、親が不安だからです。それならば、ただ夜中の受診を問題にするのではなく、まず正しい知識を伝えて、親御さんに安心と自信を持たせることが必要ではないでしょうか。

かねてからのこういう思いを、同僚の吉崎医師に話をしたところ、とても共感してくれ、ではそういう本を出しましょう、と話が進み、できあがったのが、この本です。
吉崎医師は、私と同じく、現場で患者さんと接しています。朝9時から晩の9時まで、毎日毎日患者さんとその親御さんに向き合っています。その中で、親御さんに知ってもらいたいこと、伝えておきたいことのエッセンスが、この本には書かれています。
正しい知識を身につけ、病気になったときにあわてず乗り切る対策が、たくさん書かれています。

この本が、親御さんの気持ちを少し楽にし、それが子どもの笑顔につながり、みんなの幸せになる、そのささやかな一助になるといいなと思います。